スピーカーのインピーダンス

商品の仕様にインピーダンスという言葉が記載されていますが、このインピーダンスとは何かといいますと、スピーカーの持つ電気抵抗のことで、電気の流れ難さを表す数値です。単位はΩ(オーム)で、数字が大きい程電流が流れ難く、数値が小さい程流れ易いことになります。

通常電気抵抗とは、直流に対する抵抗値を指します。これに対して、インピーダンスとは、音楽信号のような交流信号に対する抵抗値を言い、周波数によってその値が連続的に変化します。スピーカーのインピーダンスも同様で、入力される音楽信号の周波数によってその値が変化します。つまり、スピーカーそれぞれに電流の流れ易い周波数と流れ難い周波数があるということです。

このように連続的に変化する値ですので、特定の数値をスペックとして挙げることができません。この為、商品の仕様には、最も電流が流れ易く大きなエネルギーを必要とするためにアンプへの負担が大きい、低音域での最小値を表示します。これを定格インピーダンスと呼びます。通常、スピーカーシステムのインピーダンスはこの定格インピーダンスより下がることは少ないので、使う人はこの値だけを考慮しておけばよいということになります。

 

 
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